営業マンはトラブルの時ほど早めの報告を行い、関係者全員と同じ認識を共有する事が大切

from 西野浩輝

お客様から大きなプロジェクトの話を頂いた営業マンは、納品すべき商品の数と納期の調整を必死になってやっていました。

ところが、あまりに多い数量のために、直ぐには入手が難しい状況です。納期の問題もあるので、仲間の協力を得てあちらこちらに連絡をしてもらっています。そこにお客様から電話が入りました。

あなたがこの営業マンだとします。
さあ、どうしますか?

状況報告の重大さ

あなたがこの営業マンだったら、かかって来た電話に居留守を使いますか?それとも、電話に出てお客様を安心させようと、「こちらは順調です」と返事をしますか?正直に今の状況を報告しますか?

営業マンとしてのあるべき態度は、電話に出てきちんと状況を報告することです。大事なことは、営業マンのプライドではありません。お客様に迷惑をかけないようにすることです。

正直に報告した際に文句を言われようが何をされようが、正確に伝えるべきです。

お客様も状況が分からなければ打つ手がないのですから。

そしてリスク対策として、お客様と次善策を検討すべきです。もしもの場合は代替商品を手配するのか、それとも数量を減らすのか、納期を伸ばすのか、検討できる状況を作らなければいけません。

お客様と同じ方向を向く

先ほどのたとえ話では、本来営業マンの方から先にお客様に連絡を入れるべきでしょう。

「実は今こういう状況です。引き続き納品できるよう努力いたしますが、万が一に備えての方針をご相談したいのです」と報告すべきです。そうすれば早い段階で、双方が同じ方向を向くことができます。

後手後手になってしまうとお互いに向いている報告が違いますから、時間が経てば経つほど、お互いの間の距離が遠くなってしまいます。こうなると取り返しのつかない事態を招きます。

仕事は一人ではできません。必ず複数の人間が関係してきます。

お互いに同じ方向を向いて仕事をしなければ、バラバラになってしまいます。

そのためには途中報告を怠らず、全員が同じ報告を見られるようにしなければいけませんね。

 

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
西野著書写真

西野浩輝プロフィールはこちら