ストーリーテリング研修

ストーリーテリングとビジネスの関係

成果を上げているビジネスパーソンは、必ずといってよいほどストーリーテリングのスキルを駆使し、多くの人を巻き込みながらビジネスを動かしています。

たとえば、トップ営業担当者。

自社が売る商品にうまく物語を吹き込むことで、何の変哲もない商品を顧客にとって特別なものに見せてしまうほどの力を持っています。

そして、現代はさらにこのストーリーテリングが重要になっています。

社会に流通している情報量は20年前に比べて何と2000倍になっていると言われています。世の中にはモノや情報が溢れかえっており、差別化が格段に難しくなっています。

そんな時代だからこそ、このストーリーテリングの力によって、ありふれた商品を魅力的なものに仕立てるのが必須なのです。

ストーリーテリングとイノベーターの関係

また、優れた社内変革リーダーも名ストーリテラーです。

ストーリーを語ることで、変革の先にある「輝ける世界」に共感させ、周囲を大きく巻き込んでいく。そうすることで、変革を先導していくことができます。

ちなみに、かつては変革を起こすのはトップの仕事でした。

したがって、企業のトップこそがストーリーテリングを求められていました。まさにスティーブ・ジョブズがその典型例です。

しかしながら、トップダウンの時代は終わりました。

今は、現場の第一線の人が変革の中核になる必要があります。

なぜか?

市場の変化が格段に速くなっている現代においては、マーケットにじかに接している現場のリーダーこそが新しいニーズを素早くキャッチできます。

そしてそのニーズをもとに行動を起こすことで、いち早く変革を進めていけるからです。

これからは現場発のイノベーションを起こせる企業が、生き残っていける時代であり、そのための鍵を握っているのがストーリーテリングなのです。

なぜストーリーがそんなにパワフルなのか?

ではなぜストーリーテリングはそんなにパワフルなのでしょうか?

聞き手の立場に立ってみるとわかります。

優れたストーリーを聞いたときに我々は以下の感情を持ったり、行動を起こしたりします。

  • 話しに引き込まれ、前のめりになる
  • 続きの話を聞きたくなる
  • 購買意欲をそそられる
  • 人に話したくなる
  • 話し手を応援したくなる
  • 話し手の意見に賛同し、行動を共にする
  • 熱狂的なファンになる

このことからストーリーの持つ力が底知れないことがお分かりいただけると思います。

実際、聞き手にこういった反応が起こるのは、近年の神経科学の研究により立証されています。

正確に言うと、「効果的なストーリーは脳を活性化させ、共感や協調を高めるホルモンであるオキシトシンが放出される」

ことが判明したのです。

つまり、話し手は自らの考えや商品をストーリーで語ることにより、聞き手の感情を揺さぶり、行動を駆り立てることが可能になるということです。

ストーリーテリングスキルの有無による違い

各場面・状況においてストーリーテリング力を駆使できるか、できないかによってどれ程の違いを生むのでしょうか?

以下の表で整理して表現できます。

この研修の紹介セミナー

【終了しました】2019年12月3日(火) ストーリーテリング研修 紹介セミナー

【終了しました】2019年11月26日(火) ストーリーテリング研修 紹介セミナー

次回は2020年3月頃の開催を予定しております。開催詳細については、こちらのページ及びホームページのトップにて案内します。

ゴールと効果

ロジックに沿った事柄をストーリーで語るには、ストーリーの骨組みを論理的に考え、聞き手の感情を考慮した味付けが必要になります。

研修では、ストーリープレゼンを作成するプロセスを分解し、聞き手の視点をもちながら、話し手の意図を効果的に伝える具体的な手法を学びます。

1.聞き手の感情を引き出すための「材料出し」が行えるようになる

情報の羅列になることを回避し、聞き手にもたらされる価値を明確にする

2.G-PDCA-Gで課題解決に至るストーリーを構築できるようになる

ロジックとエモーション両方に訴求するストーリーテリングをプロセスに沿って構築する方法が学ぶことができます。

3.聞き手を引き付け一体感を作り出す、効果的な表現ができるようになる

バーバル(言語的)、ノンバーバル(非言語的)の両側面から、ストーリーの価値と熱量を伝えるスキルが習得できます。

研修の特長

ロジックとエモーションを両立させるテクニックが学べる

聞き手の行動を駆り立てるには、聞き手の意識が「I Must」でなく「I Want」になる必要があります。

人は論理的に正しい事を伝えても動くわけではありません。感情が動いてはじめて行動を起こします。しかし、感情だけでは聞き手を納得させることはできず人を動かすことは難しいでしょう。

当研修では①コンテンツ②ストラクチャー③デリバリーすべての要素において、ロジックとエモーションの両立を実現させる理論とテクニックが組み込まれたプログラムになっています。

優れたストーリーの実例をもとに理解をより深めていきます

成果を上げているビジネスパーソンは、必ずといって良いほどストーリテリングのスキルを駆使し、多くの人々を巻き込みながらビジネスを動かしています。

また、カリスマと称され時代を動かす人たちは、同時に名ストーリーテラーでもあります。
当研修では実例を通じてストーリーの分析とディスカッションを行い、メソッドの理解を深めます。

研修のアジェンダ

イントロダクション

  • 研修の目的とプログラム説明
  • 【演習】 自己紹介を「マイストーリープレゼン」として1分間で話す

「通常のプレゼンター」と「聞き手を魅了するプレゼンター」の違いは?

  • なぜ「ロジカルなだけのプレゼン」だと失敗するのか?
  • 正しいことを言えば、人は動くわけではない
  • 6段階に分けられるプレゼンターのレベル

ビジネスにおけるストーリーテリングの定義と重要性

  • 【演習】研修における自身のゴール設定
  • 「ストーリーテリング」の間違った定義・正しい定義
  • ストーリーテリングがもたらす企画、事業への影響
  • スティーブ・ジョブズの「Macワールド」のプレゼンを分析する

優れたストーリーとは?

  • 【演習】「なぜあなたはそのストーリーに心を動かされたのか?」
  •  優れたストーリーの5つの条件
  •  TEDの「エイミー・カディ」の名プレゼンを分析する
  •  プレゼンにおける「ストーリーテリング」には大きく2種類ある
  •  全体ストーリーと部分ストーリー

ストーリープレゼンを作るプロセス

①聞き手イメージング

  •  3つの観点から「聞き手プロファイリング」を行う

②ゴール設定

  •  ありがちな「ゴール設定の落とし穴」を避けるコツ

 ③材料出し

  •  SBF(Spec-Benefit-Future)理論を活用することで、「情報羅列プレゼン」を回避する
  •  【演習】自らのプレゼンを「SBF」のフレームワークに当てはめる
  •  「聞き手に刺さる事例」を見つける4つの方法

 ④構成

  •  課題解決ストーリー「G-PDCA-G」の各プロセスにおけるポイント

Goal(ゴール)

Problem(問題)
問題を放置するリスクを「仮想敵」と定めて煽る

Digging(深堀)
核心的原因に収束させる

Concept(解決コンセプト)

Action(具体策)

Goal(時間軸を伸ばした、さらに大きなゴール)
「Before-After」を明確に語る

  •  聞き手の感情デザインを行う
  •  「感情デザイン」の典型的な2つのNGと正しい5ステップ

 ⑤味付け

  •  聞き手の感情を動かす技術
  •  「SMV」理論による事例トーク
  •  比喩
  •  ビジュアルツール
  •  聞き手の中に「?」と「!」を生じさせる「2×3」個のテクニック

【演習】ビジネスプレゼンテーション1回目

【演習】TEDxの「若宮正子氏のストーリープレゼン」を分析し、ディスカッションする

  •  学んだ要素がどういった形で入っているのか?
  •  自分のプレゼンテーションにどう活かせるか?

聞き手を引き付け、一体感を作り出す話し方

  • ありがちな「無味乾燥な」話し方
  •  4つの「バーバル」スキル
  •  聞き手の心に届きやすい声の出し方
  •  緩急をつけることで、聞き手を引き付ける
  •  強調によってインパクトを増大させる
  •  「じらしの間」と「味わいの間」を使い分ける
  •  4つの「ノンバーバル」スキル
  •  凛とした姿勢だけで、注目させられる
  •  3種類のボディランゲージを使いこなす
  •  4種類の表情を駆使してニュアンスを伝える
  •  アイコンタクトで「ライブ感」を作り出し、聞き手と一体になる

ビデオプレイバック

  • ビデオによる正しいレビューの仕方
  • ビデオ・プレイバックとフィードバック

【演習】ビジネスプレゼンテーション2回目

  • 改訂したプレゼン資料を使ってのプレゼンテーション
  • メンバーからフィードバック
  • フィードバックへの講師からの指導
  • 講師からプレゼンターへのフィードバック

※フィードバックについての詳細はこちらから

本研修は2日コースが基本となります。研修時間や重点を置きたいポイント等アレンジが可能です(講師とのお打合せをもとにチューニングを行います)

おすすめの方

社内のイノベーション推進リーダー

変革の必要性に賛同してもらい、世界観を共有する。これにより大きなことを成し遂げる喜びを、共に分かち合いながらプロジェクトを進める事ができる

課題解決提案を求められる営業担当者

目の前の課題解決方法だけでなく、時間軸を伸ばしたゴールを提示し広がりのある未来を共有することで、顧客は共感し積極的に協力をしてくれるようになる

大勢の前で展示会や講演で話す機会がある人

聞き手が今まで触れてこなかった考えや価値観に自然にアプローチし、新製品の発表や新しいメソッドを受け入れてもらう事ができる

この研修の紹介セミナー

【終了しました】2019年12月3日(火) ストーリーテリング研修 紹介セミナー

【終了しました】2019年11月26日(火) ストーリーテリング研修 紹介セミナー

講師紹介

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
西野著書写真

西野浩輝プロフィールはこちら

prof-01マーキュリッチ取締役
野村尚義
15年間で20,000人のプレゼンを指導してきたプレゼン・アドバイザー。いつも選ばれ続けるトップ1%のプレゼンの分析から、成果直結型のメソッド"ダイヤモンド・プレゼンテーション戦略"を体系化し、それを用いた指導をおこなっている。
野村著書写真

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