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「論理構成力 + 文章力」で
伝わる文章を書けるようになる

文章力の課題については多くの企業様からお話を聞きます。若手の書いた報告書や稟議書の意味がわからないとか、中堅以上でも提案書が顧客に伝わらないなど、階層に関わらず悩みは尽きないようです。

元来から存在していた”文章を通じたコミュニケーション“ですが、リモートワーク環境となって以降その機会はより一層増えています。

その結果、文章を書くストレス・わかりにくい文章を読むストレス、そしてそこにかかる時間のロスは無視できないレベルとなっています。

なぜ伝わらない文章になってしまうのか

ではなぜ伝わらない文章になってしまうのか?
弊社が研修で触れてきた実例の分析で言うならば、ひとえに「論理構成力の課題」であるといえます。文章マナーとか「てにをは」の話ではなく、また結論から書こうという一般レベルの話でもなく。

情報と情報がどのような関係でつながっているのか?並列なのか、因果関係なのか、はたまた無関係なのか。このあたりを書き手本人が頭の中で整理できていない状態で書くせいで、わかりにくい文章になってしまうことが頻発しています。

OSのスキルとアプリケーションのスキル

このような状況下では「文章術のルールを叩き込むことで文章を改善する」というアプローチはあまり機能せず、むしろ書き手をルールだらけのがんじがらめにしてしまいます。そうではなく「そもそも書き手の頭の中にある情報はどういう構造になっているのか」をきちんと整理できるようにすることが、有効なアプローチとなります。

つまり、論理構成を見出す力を鍛えるということです。

たとえるならば”論理構成力というOS“のうえに成り立つ”文章力というアプリケーション“という関係で、OSレベルから強化していこうということ。これが弊社のロジカルライティング研修のコンセプトです。

ロジカルライティング研修では

ロジカルライティング研修では主に社内文書(報告書・稟議書…etc)を中心に、わかりやすく書く力を高めていきます。

※顧客向けに「魅力的に提案書を書く力」は別途、提案書作成研修をご覧ください

文書の型の習得と、論理力の向上でわかりやすい文書を書けるようになります

研修で目指すゴールは、正確で簡潔な分かりやすい文書を書く力を身につけることです。文書の書き方にはある一定のパターンやプロセスに沿った「型」が存在します。個々の表現力や文章力に依存しない文書作成の「型」を習得することで、書き直しや情報伝達のギャップが無くなり、全ての業務に通ずる効率性と効果性を高めることができます。

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一方で型を学ぶだけでは十分ではありません。根底に論理構成力が高まっていなければ、その型を使いこなすことができないからです。だからこそ根柢の論理構成力を強化するトレーニングをおこないます。

ゴールと効果

読み手目線の文書が書けるようになります

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文書を書くときに一番大切なのは読み手の存在を意識することです。
読み手の立場や知識レベル、何を知るための文書なのかという目的によって盛り込むべき情報の量や内容が大きく変わってきます。
研修を通じて、こうした読み手目線の文書を書くことの意識付けと書き方を習得することができます。

正確で分かりやすい文書が書けるようになります

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文書作成には大きく3つのプロセスがあります。
抜け漏れを無くすための「パーツ集め」、体系的に書くための「構造化」、そして理解しやすくまとめる「文書化」という工程です。このプロセスこそが文書作成の「型」であり、この「型」を実践レベルで理解することで、正確で分かりやすい文書を作成することが出来るようになります。

「型」の習得で短時間で文書が作れるようになります

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報告書や稟議書、メールなど、文書の種類が変わっても構造自体は大きく変わりません。「パーツ集め」、「構造化」、「文書化」の3つのプロセスによる文書作成の「型」を身につけておけば、どのようなビジネス文書にも柔軟に対応できるようになり、かつ短い時間での文書作成が出来るようになります。

研修の特長

書き方の知識と書く力を高めます

021006-eyecatch研修中に分析眼(自分の文書を客観的に分析する力と、他者の文書を分析する力)を修得することによって、研修が終わったあとも自然と自己の文書作成力を高めていくことができるようになります。そのための演習とフィードバックによる文書作成の「型」を身につけていただきます。

書く力のベースとなる考え方を養成します

021008-eyecatch書く力とは、読み手の思考プロセスに沿って、簡潔に分かりやすく順序立てて文書をまとめる力であり、論理的な考え方に基づくものです。書く力のもととなる考える力、すなわち論理的思考力をロジックツリーを用いたトレーニングによって養っていきます。

理論と具体例の相乗効果で理解度を高めます

021010-eyecatch研修では、理論を説明した後に現場にマッチした具体例を多数挙げることによって、受講者の理解度をより深められるよう工夫しています。
日常業務のシチュエーションにまでイメージを落としこんだ演習を繰り返すことで、より実践的な文書作成力を習得することが可能です。

こんな方におすすめ

○ビジネス文書を書く機会が多い方
○業務経験が浅く、ビジネス文書の書き方の基本が身についていない方
○文書を書き上げるのに時間がかかってしまう方
○上司や同僚から文書のダメ出しをされる機会が多い方
○読み手に分かりやすく伝える文書を作るのが苦手な方
○文書に脈絡がなく分かりづらいと言われたことのある方
○作った文書に自信がなく抜け漏れが多い方

プログラム内容

1.イントロダクション

このパートの一部を動画でご覧いただけます(音声が出ますので音量に注意してください)

  • 文章力の活用シーン
  • 分かりやすく書く力の重要性と組織と人に与える影響
  • ロジカルライティング能力をチェックする
  • ドキュメントBefore-After分析
  • ロジカルライティングの全体像

このパートの一部を動画でご覧いただけます(音声が出ますので音量に注意してください)

2.目的思考

このパートの一部を動画でご覧いただけます(音声が出ますので音量に注意してください)

  • 目的思考とは?
  • 目的思考の欠如の原因と対策
  • 文書の目的の3種類
  • 【演習】目的思考エクササイズ

3.読み手思考

このパートの一部を動画でご覧いただけます

(音声が出ますので音量に注意してください)

  • 読み手思考とは?
  • 読み手思考の欠如の原因と対策
  • 読み手の興味ポイントを考える
  • SOAPのフレームワーク
  • 【演習】読み手イメージングエクササイズ

4.ストラクチャ

このパートの一部を動画でご覧いただけます(音声が出ますので音量に注意してください)

  • ストラクチャとは?
  • ストラクチャのプロセス
  • 思考を図に変換する
  • 情報の構造化
  • 【演習】構造化エクササイズ
  • 構造化におけるツール(ロジックツリー)
  • 図を文章に変換する(文章フローの基本ルール)

このパートの一部を動画でご覧いただけます(音声が出ますので音量に注意してください)

5.コンテンツ

  • コンテンツとは?
  • 内容の網羅性
  • 網羅性を高める手段とプロセス
  • フレームワークの活用
  • 【演習】コンテンツ発想ワーク
  • 内容の具体性(メッセージを深める2つの要素)
  • 【演習】メッセージの具体化ワーク

6.デザイン

  • デザインの定義
  • 図解するとは
  • レイアウトの整え方

7.総合演習

研修受講者の声

読み手志向を意識した

以前から「相手にいかにわかりやすい文章を作成できるか」が自身の課題にあがっていました。本日研修を受けて、あらためて「読み手志向」という言葉を意識して文書作成にあたりたいと思いました。研修は講義のみではなく、演習もふんだんにあったため、あっという間の1日でした。

講師の話が具体的

内容が非常にためになったのと同時に講師が具体的な話を盛り込んでくれたので大変わかりやすかったです。文章にフィードバックするコツなどを教えて頂いたので日常業務に活かしていきたいと思います。自分の変革の日となりました。ありがとうございました。

講師紹介

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
西野著書写真

西野浩輝プロフィールはこちら

prof-01マーキュリッチ取締役
野村尚義
15年間で20,000人のプレゼンを指導してきたプレゼン・アドバイザー。いつも選ばれ続けるトップ1%のプレゼンの分析から、成果直結型のメソッド"ダイヤモンド・プレゼンテーション戦略"を体系化し、それを用いた指導をおこなっている。
野村著書写真

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