株式会社ちばぎん総合研究所様は、金融経済調査や経営コンサルティング、ビジネスマッチングなどを手がけている会社です。そうした事業の一つに、会員企業様などを対象としたセミナーの開催があります。マーキュリッチでは長年、ちばぎん総研様が実施しているビジネススクールの中の一講座「ビジネスゲーム研修」の講師を担当してきました。

そして今回は、「リモート・マネジメント研修 ~リモートワークで部下とチームを効果的にマネジメントするコツ~」の講師を当社の西野浩輝が務めさせていただきました。経営コンサル第二部主任コンサルタントの矢崎豪様に、この研修の狙いや、研修会社にマーキュリッチを選んでいただいた理由、研修内容をどのように評価されているかなどについて、お話を伺いました。

マネジメントの仕方に困っている会員様のお役に立ちたかった

― 今回、ちばぎん総合研究所様では、「リモート・マネジメント研修 ~リモートワークで部下とチームを効果的にマネジメントするコツ~」を会員企業様を中心に募集し、開催されました。なぜこの研修を実施しようと思われたのでしょうか。

矢崎様 2020年春以降のコロナ禍において、多くの方が生活様式を変えざるを得なくなりました。中でも働き方について起きたもっとも大きな変化は、リモートワークを導入する企業が増えたことです。

当社は、千葉県内を中心に約7000社の会員企業様とお付き合いをしていますが、その多くが中小企業です。大企業とは異なり、お客様の中には「リモートワークを本格的に実施するのは、まだこれから」という企業様も多いと考えました。

実施経験がないということは、当然リモートワークでのマネジメントについてのノウハウをお持ちではないわけで、マネジャー層の中には「リモートで部下をマネジメントしろと言われても……」と困っている方もかなりいらっしゃるのでないかと考えました。そこで本研修を開催することにしました。

リモートマネジメントに関する知見を豊富にお持ちになっていたことが、依頼の決め手に

― 研修会社にマーキュリッチを選ばれたのはどうしてですか。

矢崎様 長年のお付き合いの中で、マーキュリッチさんに対する信頼感が培われていたことが大きいですね。マーキュリッチの西野さんには、当社が主催する経営者層を対象とした「ちばぎん総研ビジネススクール」の中の「ビジネスゲーム研修」の講師を10年以上にわたってお願いしています。過去に研修を受けた方が、部下・後輩を始めとしたお知り合いの方に「あのビジネスゲーム研修はおもしろいから、絶対に受けたほうがいいよ」と口コミで紹介するほどの人気の研修です。

私も何度か研修を見学させてもらいましたが、西野さんは受講者に対する声かけ一つとっても、タイミングや言葉の選び方が絶妙です。また、高いファシリテーション力もある方だなと感じていました。

今回、リモートマネジメント研修を実施するにあたって研修会社を探していたところ、マーキュリッチさんは他社に先駆けて、この分野の研修を手がけていることを知りました。またマーキュリッチさん自身が2003年の創業当時から、リモートワークを実践してこられたことも聞きました。西野さんの研修講師としての実力は、「ビジネスゲーム研修」を通じてよく知っていましたから、ぜひお願いしてみよういということになったのです。

― ありがとうございます。今回の研修は、Zoomを使ってオンラインで実施しました。実施にあたって、運営面で不安に感じることはありませんでしたか。

矢崎様 特に大きな不安はなく当日を迎えることができました。というのは実施前の打ち合わせの際に、事前準備の内容から当日の運営の仕方までを細かく書き記した「事前打ち合わせシート」を渡してくださったからです。あのシートのおかげで、当日に向けて事務局として何をすればいいかが具体的にわかり、ヌケやモレが発生することなく準備を進めることができました。また事前の打ち合わせの時間を十分にとっていただけたのも大きいと思います。

根本的な考え方を押さえたうえで、具体的なノウハウもレクチャーしてくれた

― 研修の内容について、マーキュリッチに要望したことは何かありましたか。

矢崎様 「リモートマネジメントを行う際のマネジャーとしての心構え」や、「通常のマネジメントと何が違ってくるのか?」といったリモートマネジメントに関する根本的な考え方について、しっかりと受講者に伝える内容にしてほしいとお願いしました。そのうえでリモートマネジメントを効果的、効率的に行うための「小技」についても、いろいろと盛り込んでほしいと……。

受講者の方々の興味を惹くのはやはり「小技」ですが、根本的な考え方が身についていなければ、小技をいくら駆使してもマネジメントがうまくいくわけがありませんからね。

― 当日の研修は、御社の要望を満たせる内容になっていたでしょうか。

矢崎様 はい。満足度の高い研修でした。考え方の部分で特に印象に残っているのは、「リモートマネジメントの場合、『誤解フィルター』がかかりやすい」という話でした。

通常のマネジメントであれば、部下とは同じオフィスで一緒に働いているわけですから、「今、ちょっと精神的に余裕がなさそうだな」というように、部下の状況を察することが可能です。またフェイス・トゥ・フェイスであれば、マネジャーが発言したときに、どんな思いを持ってその言葉を発したのか、部下の側もマネジャーの真意を推しはかることができます。

ところがオンラインでのコミュニケーションの場合には、表情や雰囲気といった非言語的な要素が伝わりにくくなりますから、マネジャーとしては愛情を込めて話したつもりでも、部下の側は「何か怒っているみたいだぞ」と受け止めるようなことが起きかねません。つまり誤解フィルターがかかりやすいわけです。また離れて仕事をしていれば、部下が今どんな状況にあるのかも把握しづらくなります。

西野さんはそうしたリモートマネジメント特有の問題点を話したうえで、例えば誤解フィルターを生じさせないための効果的なチャットの使い方や、離れていてもお互いの関係性を維持しながら仕事をしていくための「半雑談タイム」や「Good & New」の時間の設け方といった具体的なノウハウをいろいろと紹介してくださいました。

まず考え方を押さえたうえで、その解決法としてノウハウや小技を挙げてくださったので、受講者の方々にとっても得るものが多い研修だったと思います。

対面式のリアルな研修とまったく遜色のない研修内容だった

― 当日の西野のセミナーの進め方については、どんな印象を抱かれましたか。

矢崎様 やはりオンラインでの研修に慣れている方だなと感じました。当社も時節柄、オンラインでの研修が増えてきています。ただしこれまでは講義形式の一方通行型の研修ばかりで、講師と受講者や、受講者同士でのやりとりが発生するタイプの研修は今回が初めてでした。

正直当初は「こうしたタイプの研修は、本当はリアルでないと難しいんだろうな」と思っていました。ところが西野さんは、受講者の方々に画面に向かって大きくジェスチャーをさせることで研修への参加意識を高めたり、チャットを駆使することで受講者とのコミュニケーションを促進させたりというように、いろいろな工夫をすることで、リアルな研修と遜色のない研修になっていたと思います。

受講者も、3時間の研修時間があっという間に過ぎたのではないでしょうか。私自身も今後オンラインで研修をやらなくてはいけないこともあり、ファシリテーションの勉強になりました。

― 最後に今後の研修の実施計画について教えてください。

矢崎様 新型コロナウィルスの収束に見通しがつかない状況が続いていることもあり、今後もオンラインでの研修や、あるいは一部の受講者は教室で受講し、他の受講者はオンラインで受講するといったハイブリッド型の研修を実施していきたいと考えています。

西野さんは、長年ご依頼してきた「ビジネスゲーム研修」や、昨年開催した「プレゼンテーション研修」、今回協力いただいた「リモート・マネジメント研修」のほかにも、さまざまなテーマの研修への対応が可能だと伺っています。今後ともよろしくお願いいたします。

― こちらこそよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

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※取材日時 2021年1月
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