お客様との接し方や距離感は、剛柔合わせ持つことが必要

お客様と親しい関係を築くためには、礼儀正しさ【剛】とフランクさ【柔】のいずれも大切にしなければなりません。また、親しくなったからと思ってフランクさが目立つようでは営業失格です。状況に応じて使い分けてこそ、初めてお客様との関係や距離感が安定したといえます。

 shutterstock_363221609-1

from 西野浩輝

仕事は人付き合いが全てです。特に営業の仕事は、社外の人と接することがメインの仕事ですから、特に人付き合いが大切になります。

日本には「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、あなたはどうですか?お客様にフランクな態度を取り過ぎていませんか?

親しき仲にも礼儀あり

どんなに親しい人でも、守るべき礼儀があるという意味です。これは、相手を軽視していないことの意思表明です。

もっと平たく言えば、馬鹿にしていないということを相手に伝えるためです。仲良くなれば、そんなもの必要ないのでは、と思うかもしれません。

しかし、人の関係は対等であることがベースです。親しい関係になると、相手を馬鹿にしたような態度と同じ行動をとってしまうことがあり、誤解を生じさせてしまうのです。

例えば親しい友人と久しぶりに会ったとき、その友人があなたの好きなお菓子を持ってきてくれました。あなたは「さすが我が友!」と嬉しく思い、「何も言わずとも気持ちが通じ合っているんだ」と心の内で一人再確認し、黙ってお菓子をテーブルの上に置きました。

こういうケースでは、やはり「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉にし、心のつぶやきを言葉で相手に伝えることが必要でしょう。そうでなければ、もらったお菓子が気に入らない場合の態度と何も変わらないのです。

友人が「あれ?せっかく持ってきたのに、気に入らなかったのか?」と疑問に感じたり、「礼ぐらい言えよ!」と憤慨したりする可能性が大です。。

ビジネスにおける礼儀の大切さ

お客様と親しい関係を築くことは、とても重要なことです。営業マンならば、そのような関係を是非とも構築すべきです。

お客様がフランクな言葉を投げかけて来たら、あなたも少しフランクに応えましょう。これがミラー効果となります。

しかし、いつもいつもフランクな態度ではいけません。お客様が不愉快に感じます。

ポイントとなる場面ではきちんとした礼儀を示すことが必要です。そうすることで、お客様はあなたが敬意をもって接してくれていると、嬉しく感じるからです。

お辞儀一つにしても、去り際には深々と頭を下げるということができれば、状況に応じた対応のできる優秀な営業マンとして評価してもらえるでしょう。

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
西野著書写真

西野浩輝プロフィールはこちら

このページの先頭へ