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【 コラム 】2012年、西野が読んだ本のベスト3

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こんにちは、マーキュリッチの西野です。

今日で仕事納めの方も多いと思います。
最後の受注を決めるために奔走している営業担当の方や大掃除に精を
出している方など、さまざまでしょうが、充実した年末をお過ごしの
ことと思います。

みなさんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか?

私なりにも2012年を振り返ってみました。

通常は、ここで「マーキュリッチの3大ニュース」なんていうまとめを
するのが多いのですが、今日は少し違う観点で、まとめてみました。

題して、「2012年で私が読んだ本のベスト3」。

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【コラム】2012年で私が読んだ本のベスト3
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仕事柄、私は本をたくさん読むのですが、その中で特に印象に残ったもの、
そして多かれ少なかれ私の人生に影響を与えたものをピックアップして
以下にご紹介したいと思います。

第3位 50歳を超えても30代に見える生き方

これは、正直言うとタイトルに惹かれて買いました。
「うわ~。そうなったらいいな!」と思って、気づいたらレジに並んで
いましたね(笑)。

そう思うってこと自体、年行った証拠なんですね(笑)。

読んでみての感想は、「こんなストイックな生活ができれば誰だって健康
を保てるし、若さを保てるよ。もうちょっと『凡人向け』のアドバイスが
欲しいな。」というのが率直なものでした。

ただ、これを読んで私の『健康マインド』に火が付き、立て続けに「病気
にならない7つの掟」、「体温を上げると健康になる」等、健康本を買い込む
ことにつながりました。

そういう意味で第3位です。

実は、それらを読んでから、一念発起して「朝ジョギング」を行っています。

朝からの研修がない日は必ず走る、ということがまだ続けられています。
実は自分でも驚きで、おかげで今シーズンは例年以上に元気に過ごせている
気がします。

第2位 人生がときめく片づけの魔法

この本は、買ってからずっと本棚に眠ったままだったんですね。
あるとき、まさに本棚を「片づけ」ていると、この本を見つけたんです(笑)。

「どうせよくある普通の片づけ本なんじゃないの?」
と思いながら読み始めたのですが、そうではなかった。

片づけの手を止めて読みふけってしまいました。

何と言っても軸がぶれない。
そしてユニーク。

ものを残すのか、捨てるのかの判断基準は全て「それを手にして『ときめくか、
ときめかないか?』」

その考えをコアにして、具体的な片づけのやり方を書いてくれていました。
詳しくはここには書きませんが、結構たくさん『目から鱗』のノウハウを
知ることができました。

この本の帯に「片づけ後のリバウンド率ゼロ!」と書いているのですが、
実際私もまだ(辛うじて・・)リバウンドしていません。

この本も少し私の生活を変えてくれましたね。

第1位 采配

これは、ご存じ中日ドラゴンズ元監督の落合博満氏の著作。

私は、リーダーシップ研修をさせていただく際に、ほぼ必ずと言っていい位、
受講者にこの本を紹介します。

なぜいいのか?

この本は自分のリーダーシップの価値観やあり方、目指す像を考えさせて
くれるから。

リーダー本というのは、得てして「リーダーはこのように人間力を高めま
しょう」というもので終始しているものが多いと思います。

もちろん、それはそれで間違っていないし、素晴らしく勉強になるのですが、
読んでて「おっしゃる通りです」で終わりがち。

それに比べるとこの本は違っていました。

簡単に言うと、「それは間違っていると思う。自分ならこうする」ということを
考えさせてくれるような本だったんですね。
それほど、メッセージと考え方がユニークでかつ明確だったわけです。

私は、究極的にいい本というのは、「読みながらメモをたくさん書いてしまう本」
だと思っています。
要するに、その本を読みながら、アイデアを思いついたり、考えを整理したり、
気づきを得たりする本である、という私なりの定義です。

そういう意味でこの本には、たくさん書き込みがなされています(笑)。

ぜひ皆さんにも読んでいただきたい本です。
その上で、侃々諤々の議論をしましょう(笑)。

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 2012年も、いろんなことがありました。
何よりもたくさんの学びがあり、少しは成長したのではないか、と自分に
言い聞かせてます。

これも一重に皆さまのご支援や叱咤激励があったからこそだと思っております。

2013年も、どうぞよろしくお願いいたします。