企業研修導入事例 株式会社横浜銀行様

横浜銀行様が実施している支店長向けマネジメント研修、タイムマネジメントセミナー、課長向けマネジメント強化研修の3つの研修について、研修を実施する狙いや研修内容への評価についてお話を伺いました。

横浜銀行は、神奈川県内において圧倒的な基盤を築いている地方銀行です。2016年には東日本銀行と経営統合し、持株会社としてコンコルディア・フィナンシャルグループを設立しました。

マーキュリッチの西野浩輝は、同行が実施している支店長向けマネジメント研修、タイムマネジメントセミナー、課長向けマネジメント強化研修の3つの研修について、研修講師を務めています。

研修の企画・運営を担っている人財部人財育成グループグループ長の村田直子様と、人財部人財育成グループ調査役の木村優希様に、研修を実施する狙いや、西野を講師に選んだ理由、研修内容への評価についてお話を伺いました。

支店長向けマネジメント研修

講義とワーク、ディスカッションのバランスが絶妙だった

― 御行では現在、東日本銀行様との合同開催による支店長向けマネジメント研修、タイムマネジメントセミナー、課長向けマネジメント強化研修の3つの研修について、当社の西野を研修講師に指定してくださっています。まずは支店長向けマネジメント研修を実施することになった狙いから教えてください。

村田様 当行は2016年に東日本銀行と経営統合し、コンコルディア・フィナンシャルグループを発足させました。統合による効果を生み出すためには、両行の行員がお互いのことを深く理解することが大事です。そこで自分たちの仕事について共に学び合いながら、同時に交流を深められる場として、合同研修を実施することにしました。

経営統合初年度の2016年から始めた合同研修は、支店長向けと課長代理・若手リーダー向けの2つがあります。そのうち西野さんには、支店長向けマネジメント研修を毎年お願いしています。研修は毎年両行から約10名ずつ支店長を人選して実施しています。

西野さんに講師を依頼した経緯については、私の前任者が西野さんにお声がけをしたのがきっかけでした。

― そうなんです。前任の方が私のことを見つけてくださり、最初は約半日の支店長向けプレゼンセミナーの講師を依頼してくれました。そのあと、「今度、東日本銀行と合同研修を実施するから、そこでも講師を務めてくれないか」という依頼を受けたのです。村田さんは研修実施の2年目から、担当者としての研修の様子を見ていらっしゃいますが、研修内容について、どのような印象を抱かれていますか。

村田様 研修は、大きく「西野さんによる講義」と、「受講者同士によるワークやディスカッション」の二つに分かれていて、そのバランスが非常に良いと感じています。

西野さんは受講者の反応をよく観察しながら、飽きさせないタイミングで講義からワークへ、またワークから講義へと移るのが絶妙です。

また受講者がディスカッションをしているときに、自然とその輪の中に入っていって、気づきとなる言葉を投げかけられています。ですからワークやディスカッションが非常に盛り上がり、中身が濃いものになっています。

― ありがとうございます。この研修はリーダーシップのスキルを高めることと、両行の行員の交流を促進するために行われていると思っています。研修内容はその目的に合致したものになっていますでしょうか。

村田様 そうですね。かつての統率型のリーダーシップ論から、部下の主体性や能力を引き出し、導くリーダーシップへと、今の時代はリーダーシップのあり方が大きく変わってきていると感じます。そういった現代に求められるリーダーシップのあり方、高め方を受講者に意識させる研修内容になっていると思います。

行員同士の交流については、ディスカッションの場を多く設けてくださっていることが良いと思います。受講後のアンケートを読むと、「銀行は違っても、支店長としての悩みや考えていることは意外と同じであることがわかった」という声が多かったのが印象的でした。当行は今年、千葉銀行ともパートナーシップを締結しましたので、今後は同行とも同様の取り組みを行っていきたいと考えています。

タイムマネジメントセミナー

業務の効率化を図りつつ、価値を生み出すためのタイムマネジメント術を学べた

― タイムマネジメントセミナーは2017年度からスタートし、今年で3年目になります。このセミナーを行うことにした経緯を教えてください。

 

村田様 当行では2015年度から働き方改革を進めており、総労働時間の削減に取り組んでいます。業務効率を向上させるためのさまざまなシステムの導入を会社として図っているところですが、一方で行員一人ひとりにも生産性を上げるための工夫が求められます。そんなときに西野さんから、タイムマネジメントに関するプログラムがあることを聞き、興味を持ったのがきっかけです。

最初に西野さんはお試しとして、私と私の上司のために短時間の模擬研修を行ってくださいました。西野さんが仕事の効率化を実現するための具体的なノウハウをいくつもお持ちであることがよくわかり、「これは絶対に当行員のニーズに合致するはずだ」と確信し、西野さんにお願いすることにしました。

現在タイムマネジメントセミナーは、若手社員から支店長クラスまで幅広い層を対象に開催している休日(土曜)セミナーの中で、年1回実施しています。毎回受講希望者が〆切よりも早く30名の定員に達し、募集を途中で打ち切るほどの人気です。

― 木村さんは、受講者の1人としてこのセミナーを受講してくださったのですよね?

木村様 はい、前の部署で働いていた2017年に受講しました。当時私は、働き方改革の重要性は認識しつつも、実際に日々多くの業務を抱えていました。そんな中、「今までの延長線上の工夫だけ」では真の効率化や時間外労働の削減は実現できないのではないか?と悩んでいました。

そんなときにセミナーの募集通知を見て、「これは受けなければ」と思ったんです。同僚の中にも、「おもしろそうな研修だね」と興味を抱く人がたくさんいました。

実際に研修を受けてみて良かったのは、タイムマネジメントに関する根幹となる考え方と、西野さんご自身が実践しているさまざまなツールを使った具体的なテクニックの両方を学べたことです。

特に印象に残ったのは、仕事を「緊急度の高いものと低いもの」「重要度の高いものと低いもの」に分けて、やるべき仕事を取捨選択し、かける時間を変えていくという考え方でした。もしかしたら世の中一般では当たり前の考え方なのかもしれませんが、私自身はそういう観点で業務を捉えたことがなかったので新鮮でした

― セミナーを受けたあと、仕事の仕方に何か変化が起きましたか。

木村様 緊急度は低いが、重要度が高い仕事」に対する意識が高まったことです。私が所属している部署でいえば、これまでの業務フローを見直したり、新しい企画を立てたりといった仕事がこれにあたります。この手の仕事は、日々の業務に追われていると後回しにしがちですが、長期的な視点で見たときには絶対に必要な仕事です。

今では、勤務時間の中に、「緊急度は低いが、重要度が高い仕事」に取り組む時間を自ら意識的に設定するようにしています。

そういう意味では、西野さんのタイムマネジメントセミナーは業務の効率化を図りつつも、新しい価値を創出していくための時間をどう確保していくかを、受講者に指し示してくれる内容になっていると強く思います。

課長向けマネジメント強化研修

研修を行う目的や背景を明確に把握したうえで研修を組み立ててくれた

― 最後に課長向けマネジメント強化研修についてお伺いします。この研修を実施することにされた背景から教えてください。

村田様 当行では、年に4回定例の人事異動があり、毎回20人前後の新任課長が誕生します。これまでは新任課長向けに、課長としての心構えや部下の労務管理等の研修は実施していましたが、具体的な部下指導のやり方や部下との関わり方、部下育成の具体的な方法については研修で十分にカバーできていませんでした。

新任課長が陥りがちな課題や悩みとして、プレーヤー意識が抜けきらず自分で仕事を引き受けてしまう(=部下の成長や真の課題解決に繋がらない)、部下との関わり方が分からず、部下の悩みに気付けない、または気付いてもうまく対処できない、といったことが挙げられます。

こうした状況を改善するための方策として、課長向けマネジメント強化研修を実施することにしました。

― 研修会社として、マーキュリッチを選んだのはなぜだったのでしょうか。

村田様 「人財育成」や「若手行員のモチベーション向上」が経営課題の中でますます重要性を増す中で、以前から実施していたこの研修についてもさらにバージョンアップしたいと考え、マーキュリッチへご相談させていただきました。

マーキュリッチは、講師である西野さんが私たちの抱いている課題意識について事前に入念なヒアリングを行い、研修を行う目的や背景までをしっかり把握したうえで研修を組み立ててくださいます。

何より西野さんの場合、これまで当行で研修を実施してくださった実績がありますので、「西野さんであれば、間違いないだろう」と判断し、2年目からは研修講師を依頼することにしました。

― 実際の研修内容については、どのような評価をしてくださっていますか。

木村様 講義やワーク、ディスカッションで取り上げるテーマが、いかにも新任課長が直面しそうな実践的なものばかりだったので、受講者も西野さんの話やワークで与えられた課題を、自分事として受け取りながら研修に臨んでいたと思います。受講後のアンケートでも、「マネジメントに関する理論ととともに、具体的な業務場面での部下指導のやり方がわかった」という感想が多くありました。

村田様 3つの研修とも、根幹となる考え方がわかり、また具体的なやり方もわかるようになるというのが、西野さんに研修をお願いしている大きな理由です。これからも引き続きよろしくお願いいたします。

― こちらこそよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

※株式会社横浜銀行 ホームページ
※取材日時 2019年8月

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