ビジネスを継続、発展させるのが上手い営業マンは「お礼状の送付」が習慣化している

from 西野浩輝

営業で初めてお会いした方、研修でお会いした方、知り合いから紹介された方等にお礼状を送る習慣がありますか。

素直にお会いできたことに感謝し、お話した内容に喜びを感じたことを伝えていますか。様々な方法があると思いますが、感謝や喜びを伝える自分のスタイルを持つことは大事なことです。

なぜお礼状を送るのか

お礼状を送ることは大事なことです。でも、その理由を理解していますか。

それはあなたの気持ちを伝えることだけでなく、相手に自分を覚えてもらうためでもあるのです。なぜ相手に覚えてもらう必要があるのでしょうか。

人間は知らない人にはなかなか心を開こうとしないのですが、知人には安心して心を開く傾向があるからです。自分に感謝を示している人、自分と話して喜んでいる人は、自分の見方として脳がインプットします。

敵ではなくなると、「そう言えば、私の知り合いにこういう人がいるよ」と、ビジネス上の発展にもつながるのです。

無理なやり方は習慣化できない

さて、お礼状を出す意味が理解出来たら、どのようなお礼状をいつ送るかということになりますが、いろんな方法があちらこちらで紹介されています。

鞄の中にハガキを用意しておき、帰りの駅で書き上げポストに投函するというものまであります。とてもスピーディーな対応と評価できます。

また筆を使って丁寧に書き上げるという手法もあります。真心がこもった方法ですね。

それに対して電子メールを送るというのは、少々味気ない感じがしますが、送らないという選択肢よりははるかに良いことだと思います。

肝心なことは、どんなスタイルでも継続していくということです。

「頑張ったけど、1週間で止めてしまった」というのでは、残念過ぎます。自分が習慣としてできる方法を身に付け継続することが大切でしょう。

自分を覚えてもらうための似顔絵や写真、言葉を上手く組み合わせて、お礼状を出しましょう。

但し、シールベタベタのお礼状が送られてきたら、ふざけているのかと思われますよ。その辺りの加減は配慮しましょう。

 

西野浩輝写真マーキュリッチ代表取締役
西野浩輝
「人は変われる!」をモットーに年間150日の企業研修をおこなう教育のプロフェッショナル。トップセールス・経営者・外資系勤務など、これまでの自身の経験を活かして、グローバルに活躍できるプレゼンター人材の輩出に取り組んでいる。
西野著書写真

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