プレゼンテーションがうまい人の共通点とは?
プレゼンテーションがうまい人にはひとつの共通点があります。
それは「人のプレゼンを見たときに、それに対して良い点・悪い点が具体的にいくつも、
的確に指摘できる」ということです。
つまり、人のプレゼンを観る目を持っているということ。
この『プレゼン眼』さえ持っていれば、その人がプレゼンに長けているというのは、
至極当然のことなんです。
だって、人のプレゼンから自分に使えるポイントを、非常に具体的なレベルで読み取り、
吸収することができるのですから。
そして、逆もまた然り。
『人のふり見てわがふり直せ』が、同じく具体的なレベルでできるのです。
さて、ではプレゼン眼を持っている人と、持っていない人がそれぞれどんな見方を
しているのか?
実際に2つほど、例を見てみましょう。
| ●プレゼン眼をもたないAさんの場合 |
| 西野 |
では、さっきの田中さんのプレゼンに対して、講評してあげてください。 |
| Aさん |
えーと、元気があってよかったと思います。 |
| 西野 |
どう元気がありましたか? |
| Aさん |
う〜ん、なんとなく。 |
| 西野 |
改善点はどうでしたか? |
| Aさん |
そうですねぇ。ちょっと、パンチがたりなかったかな。 |
| ●プレゼン眼を持つBさんの場合 |
| 西野 |
では、さっきの田中さんのプレゼンに対して、講評してあげてください。 |
| Bさん |
はい、非常にダイナミックなプレゼンテーションでした。
声もハリがあったし、ボディランゲージも大きかったです。 両手をこんな感じ(身振りをしながら)とても大きく使えていました。
ただ残念だったのは、ボディランゲージがワンパターンになっていましたね。 |
| 西野 |
改善点はどうでしたか? |
| Bさん |
笑顔があったのは良かったのですが、その笑顔がちょっと弱気に見えましたね。おそらく、アイコンタクトがキョロキョロと早すぎたのが原因だと思います。
もっと、ゆっくりと全体を見回すようなアイコンタクトにすれば、自信があるように見えて、笑顔の効果が高まると思います。 |
このような差があります。
上記の例は大げさに書いているわけではなく、実際に出てくるようなものです。
どうでしょう?
Aさん、Bさんのプレゼンテーションを見なくても、おそらくBさんのほうが
上手だろうという想像はつきますよね。
多くの場合(ほぼ100%)、その想像は当たっています。
だから、あなたが「プレゼンテーションがうまくなりたい」と思うのなら、
プレゼン眼を磨くことを考えてください。
プレゼン眼を磨くことは、あなたのプレゼンテーションにおけるインプットの質を
高めることを意味します。
では、そのためには何をすればよいか?
あなたの身近な名プレゼンテーターが「どのような観点でプレゼンを見ているのか?」を
考えてください。
実際にその方が論評しているところを見れればベターです。
一番良いのは、自分の行うプレゼンテーションの
フィードバックをおこなってもらうことでしょう。
そして、あなたにプレゼン眼がついたとき、あなた自身が名プレゼンテーターに
育っているだけでなく、次のプレゼンテーターを育てる能力が身についているのです。

|